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ドワーフ娘がいまさら「ホビット」感想とか

2013年02月17日 16:08

ホビットの上映も国内は大体終了したようなのでいまさらですが感想というかあげておきます。
2カ月ほどの上映期間で5回位見たのですが、Twitterでいろんな人がいろんな視点でいろんな情報出してくるので見るたびに結構発見があって楽しかったです。
めれさんがエルフ視点でまとめてたのでこちらはドワーフ娘視点から。
これまでTwitter上でぽつぽつ言ってたものを再構成したものです。また当然ですが多少のネタバレはございます。


1.ビルボ
ビルボとのがっつり抱擁はちょっとやりすぎじゃないか。でもまあ、王様あんまり感情表に出さない感じだしどうふるまっていいものかわからなくて抱擁するしかなかったと。(感情表現が下手な王様)
ここで王様がデレたデレたって皆さんおっしゃるんですけど、そう簡単な言葉で片付けないでいただきたいと思うのですよ。
元々トーリンはガンダルフは別としてドワーフ以外を一行に加えようとは思ってなかったんじゃないかと思うのです。エルフが助けてくれなかったとか、流浪の間に人間たちとの間でいろいろあったんじゃなかろうかとも想像できるのですが、故郷の奪還に他種族の力を借りる気はなかったんだろう。最初にビルボとあった時の会話や契約書を渡すしぐさ(後ろ向きのまま渡すとかね)どう見ても「来るなよ、来るなよ」と全力で念じています。もちろん旅に出たこともなく戦闘経験もないビルボを気遣っての部分もあったでしょう。ガンダルフとの会話で生きては戻れないかも・・・それでもいいのかと言外に言っているし。
ゴブリン街から脱出したビルボが腹をくくったのか「故郷を取り戻す手助けをしたい」といい、その後のアゾク戦でトーリンをかばってオークに飛びかかったのを見て、やっとトーリンも仲間として信じて共に行こうという決心を固めたのですよ。そこであの抱擁ですよ。萌えじゃないんですここは燃えなんですよ!!
もしかしたら他種族に対する不信感もそこで拭い去ることができてたら2部3部もかなり変わってくる可能性ありますがさて・・・

2.アゾグ
アゾグは死んだ、とトーリンは言った。でもそのときの表情とかガンダルフ、バーリンの顔とか見るともしかしたら生きてるだろうとは思ってたんじゃないか。大体とどめ刺してないし首切り落として口の中に小銭入れ突っ込むまでやらなきゃ死んだという確認はでき・・・(児童文学だぞおい
認めたくはなかっただろうとは思う。故郷を奪われ父親は行方知れず、せめて祖父の仇は自らの手で討ち取ったと思い込まなければ自分を支えられなかったのかもしれない。炎の中アゾグに突っ込んで行っちゃったのは決着つけたい思いもあったんだろう。
しかしアゾグでかい。先日どっかでフィギュアの見本画像がupされてたけどこんな体格差でよく腕切り落としたなーと。強大なオークに向かってった王様すごいと改めて。

3.トーリン
王様美しいです・・・
原作読んだだけだと単に宝物を求めて出かけたように思ってたわけですが、栄華を極めたエレボールやドワーフや人間たちで賑わう谷間の町、スマウグ襲来から流浪の民となった日々をしっかり描いてたおかげで宝よりも何よりも故郷を思うドワーフたち、トーリンの喪失感がすごく出てて、ああやっぱりドワーフの映画だったんだなと。
実はトーリン・オーケンシールドという人物についてはあんまりいい印象がなくて、原作では尊大で頑迷で宝物を求めて旅に出る人物という印象だけだし、追補編やおわらざりしの記述でも中つ国の歴史の中で彼がどういう役割を果たしたかという点でしか描かれていません。そういう偉人伝のなかの人物ではなく、トーリン自身どう思ってどう生きてたかという血肉を与えたのが今回の映画だったのかなと思います。
ホントにトーリン素敵だった。
エレボールに居た頃の王子様然とした顔から流浪の時を重ねてどんどん険しい顔になっていくけど袋小路屋敷でキーリのほう向いてすごく優しい笑顔見せるとか
わりと行儀のよろしくないドワーフ一行のなかで食事の仕方が妙にきれいでああやっぱりお育ちが王子様なんだなとか
低音の美しい声で歌うMisty Mountainsとか
バーリンがアザヌルビザールのお話をしてるときに後ろ向いて佇む姿が美しいとか
やっぱりリーダーらしく危険には真っ先に飛び込み逃げるときは最後とか
見張り岩から遠くにエレボールを見てものすごくうれしそうな顔してるとか
トーリンの場面ぜんぶ素敵。
ずっとトーリンをトレースするように見ていたのでかなり感情移入してしまって現実に戻れなくなりました。


映画見た後にLOTROに入って、エレドルインでバーリンの言葉を思い出すと少し胸が痛むのです。エレボールの黄金よりも価値のある平和で豊かな暮らし。それをもたらしたトーリンがエレドルインに残っているのです。
まあゲームpgrという人もおりますが、原作つきゲームってこういう気持ちを味わうためのものでしょ。


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